新築住宅のシロアリホウ酸処理

神石高原町の新築現場にて、ホウ酸シロアリ処理を施工させていただきました。

土台敷きの前に、土台と大引き、そして基礎にホウ酸を溶かした液体を噴霧します。

シロアリ処理には薬剤系と鉱物系（ホウ酸）がありますが、薬剤系は基本5年で揮発するように設計されています。人体への悪影響がないように、5年位以内に効果が無くなるように作られているんです。なので、薬剤系は5年おきに再処理が必要になります。

そして実は再処理する際、材料が接している面（基礎と土台の接地面など）には噴霧出来ないので完全には再処理出来ていないという現実があります。

一方、ホウ酸は鉱物なので揮発しません。つまり再処理の必要が無く、ずっと効果が持続されます。また揮発しないので、人やペットへの影響は全くありません。

弱点は水溶性で水がかかると流れてしまうというところなので、棟上げまで水に濡れないようにするのがポイントです。

シロアリ処理はホウ酸がおススメです。