ウッドファイバーの密度(2.7mの壁で密度測定)
- 2 日前
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この度、マシーンの羽を増やして攪拌能力を上げました。
今まで手で細かくしてからマシーンに投入していたのですが、ある程度の大きさで投入してもしっかり攪拌してフワフワにして充填出来るかどうか、2.7mの壁枠を作って充填してみました。

枠は105㎜幅×30㎜厚の材で組んで、枠内で高さ2.7m、横幅は0.393mあります。 裏には現場で貰ってきた切れ端モイス(面材)を張っています。
右下には電気ボックスに見立てた木片を取り付けています。
裏までちゃんとウッドファイバーが充填されるかどうかも確認します。
ちなみに今回使用したウッドファイバーは「シュタイコゼル」です。
不織布のシートを張って、

ウッドファイバーを充填しました。

充填箇所は腰あたりで一か所、そこからホースの届く高さの上に一か所と、念のための電気ボックスの下から一か所充填しています。
(今回の電気ボックスもどきには電気配線が無いため、上からも充填しやすかったですが、配線が多いと充填しずらいこともあるので、ボックスの下からもホースを入れることがあります。)
枠を吹き終わった後にホースに残ったウッドファイバーを袋に出したら、攪拌羽根を増やす前のウッドファイバーとは明らかに違っていました。ふわっふわです。

以下のウッドファイバーが羽を増やす前に充填した残りを入れていたものです。
ダマっぽいのがありますね。
(土嚢袋に入れて運搬するとよりダマダマになるので、実際に吹き込んだときよりもダマは増えています。)

シートを開けてみました。天気が良い。

綺麗に入っていますね。
角や、電気ボックスもどきのまわりもミッチリ入っています。
当然、シートを取っても落ちてきたりはしません。


中の密度を測るためには充填したウッドファイバーを取り出す必要があるのですが、その前に、取り出す袋の重量を測っておきます。0.235kgでした。


倒れないように固定しやすいためウッドデッキの上に枠を設置しましたが、ウッドファイバーを取り出す際に隙間から落ちてしまう!
出来るだけウッドデッキの下に落ちないようにウッドファイバーを取り出しましたが、いくらか風に飛ばされていきました。多少重量が減る分には、密度で不利に働くので仕方なしとします。
電気ボックスもどきの裏にもしっかり充填されていました。
がっちり入っていてバシバシ叩いても簡単には落ちません。

取り出した3袋を測りました。
ちなみに、全て袋に取り出して測って密度を出す方法は全ての新築現場で行っているのと同じ方法です。断熱材が舞うのが構わなければ、施主様の目の前で取り出してその場で計算して密度を伝えています。
計算しますと、
壁の体積は2.7*0.393*0.105=0.111㎥
ウッドファイバーの重量は、1.42+2.295+2.44-0.235=5.920kg
5.920/0.1114=53.14kg/㎥
密度は約53㎏でした。
ウッドファイバーの場合は立米あたり50㎏充填されていれば沈下の心配は無いので、十分クリアできています。
(風で飛ばされたりウッドデッキの下に落ちた分を入れたらもうちょっと密度高かったかもしれません…)
ウッドファイバーはセルローズファイバーに比べて硬く、マシーンの性能と充填技術が求めらえる材料です。そういうこともあって、ウッドファイバーの密度を各現場で測れる施工業者はほぼいないと言っても良いのではないでしょうか。
今までも50㎏/㎥を超えるように施工していましたが、今回マシーンの攪拌能力を上げたことによって、ダマ状態が少なくなり、より均一な充填が出来るようになりました。
フルネスでは不織布シートを取って充填されている壁の中を施主様に見て頂いて、密度も測定するので施工に時間がかかってしまいますが、ウッドファイバーの性能を最大限に引き出す施工を目指しています。
円安や様々な影響で材料代が上がってしまっていますが、ウッドファイバーは魅力的な断熱材ですので、ご興味ある方は是非お問い合わせください。



















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