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気密値は0.4でした

セルローズファイバー断熱とEPS付加断熱を施工させていただいている工務店さんが初めて気密測定をするということを聞き、同席(野次馬)させていただきました。


結果は C値=0.4c㎡/㎡

    n=1.08

※気密シートは張っておらず、測定したモデルハウスは建ててから1年以上経過しています。

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私自身、気密シートを使わずにセルローズファイバー断熱をした家がどれくらいの気密値になるか知りたかったので、昨年気密測定士の資格を取って、隙あらば気密測定器を購入しようと画策しているところでした。


C値0.4という結果は良いのか悪いのかわからない方もいるかと思いますが、基本的にC値1を下回っていれば高気密を言って良いそうです。そして、一般的には気密シートを室内側全面にぴっちり綺麗に張ってやっと0.2という値を出せます。そしてYOUTUBEで知った情報ですが、建ててから1年くらいで+0.2くらいは気密値が悪くなる場合もあるそうです。

それを踏まえたら、室内側に気密シートを張らず、建てて1年以上経ってから気密値0.4が出たのは非常に良い結果でした。

これは外壁も内壁も漆喰等の左官仕上げというのも大きく影響しているかもしれません。


ちなみに、自分で電気代等を計算したところでは気密値は1を下回ってさえいれば、お金をたくさんかけてまで低い値を目指す必要はあまり無いかなというのが持論です。

気密測定に来られた業者さんは、0.7あれば良いと言われていました。 数年経って気密値が増えることも加味したら、確かに初めは0.8~0.7くらいがいいのかもしれません。


最後に、今回気密測定したモデルハウスを建てた工務店さんは、

福山市の「住宅設計 品川サロン」という工務店さんです。

標準仕様としてフルネスのセルローズファイバー断熱、EPS付加断熱、遮熱シートも採用していただいています。 別記事でくわしく書きたいとも思うのですが、 熱の伝わり方の三つ「対流」「伝導」「輻射」はそれぞれ、 「対流」=気密と隙間率

「伝導」=断熱と蓄熱

「輻射」=遮熱と庇など と考えています。 遮熱があれば断熱は無くていいということはないですし、断熱していれば気密は無くていいということもないので、一つだけでなく三つすべての性能値で作る三角形の面積がより大きくなるようにすることが大事なのだと考えています。

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