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田舎暮らしは動物や植物との領土戦争

令和5年度最初の草刈りを行いました。

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田舎暮らしは、動物や植物と領土戦争の日々だと思っています。


「まだそんな伸びてないし、まだ刈らなくていいかなぁ」なんて思っておいておくと、3日後くらいに一雨来て、気づいたらすぐ草の丈が2倍くらいになり、そろそろ刈らないとって思い始めたらタイミングよく雨の日が続いて、もうあっという間に家の周りがボーボーになっています。

今年は奇跡的にいいタイミングで草刈りを始められましたが、大体は毎年上記のような具合で、草との領土戦争は後手後手に回ってしまい、毎年徐々に生活圏は狭くなっていっていました。


草が領土を広げる戦法は強かです。

例えば、刈った後の草を集めるのが大変だから刈りっぱなしにしておくことは良くあるのですが、それが少しでも歩道の上にかかっているとそのかかった箇所から草が生えて、コンクリートを覆うように徐々に生息域が広がっていき、気づいた時にはコンクリートを割っていたり、表面に強力に張り付いて剝がすのが大変な状態になっています。



竹の戦法は下と上からゴリゴリの力技です。

地下茎を伸ばしてどこにでも生えてきて、ビニールハウスや家の土間でも下から生えてきます。空き家もそうやって下から竹に荒らされているところがあります。

この生えるスピードは非常に早く、そして多少の障害は簡単に突き破るほど強力です。

ちなみに、地面に置いた畳をも突き破っていました。


上からは枯れたり折れたりした竹が倒れてきて領土を広げます。

重い竹が倒れると、支柱が弱くなってきた柵なんかは簡単に壊れます。そして、倒れた竹はかさばるので片付けるのが少し面倒だったりします。少しおいておくと、倒れた竹の間から新しい竹が生えてきて絡み合ってまた面倒なことになってきます。

そこにツタが絡まるとまた更に…。



田舎暮らしは好きなのですが、領土争いは正直なところ嫌いです。面倒で仕方ない…。

フルネスとしての理想は「無理も我慢もしなくて良い家」です。

田舎に住むには今はどうしても向き不向きがあります。その一つの要因はこういう管理の問題なのです。理想のためにはこの問題もどうにかしていきたいと考えています。

今年から試しに、防草シート(ザバーン240)などを試していますが、今後資金的に余裕が出たら他にも吹付コンクリートや自動草刈りロボットなど色々と試していきたいと思っています。


僕は竪穴式住居でしばらく住んだのでどこでも暮らしていけるのですが、僕みたいな人しか住めない田舎では人は増えません。

寒さに弱い人でも虫が苦手な人でも、草刈りが嫌いな人でも、家をどうにかすることで誰でも住める田舎になっていけたら良いなぁと何となく思っています。




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