福山市D様宅 セルローズファイバー断熱工事

6月某日,福山市のある新築現場にてセルロースファイバー断熱工事を行いました。

平屋で寄棟の家だったため、屋根面積が壁とほぼ同じくらいありシート張りに苦戦しましたが、しっかり充填出来ました。

壁105㎜、勾配天井185㎜厚で、材料はインサイドPCを吹き込んでいます。

インサイドPCはアメリカから輸入している材料で、再生紙を使用しているためよくよく見るとカラフルです。ホウ酸添加率が23％で防虫効果が高いと言われている材料なのですが、円安（2022年6月時点）の影響があちこちから聞こえているのでこの先の材料価格がどうなっていくかが不安です。

また、インサイドPCは海外から輸入していることもあって国内産よりも一袋当たりがコンパクトなサイズ感です。ぎゅっと圧縮して小さく梱包されているので、機械でほぐれづらいほどに固くなっている箇所もあり、うまく投入出来ないとホースが詰まる怖さがあります。

しかし、小さい分だけ現場の場所を取らないという利点もあるため一長一短ですね。