イノシシを解体する日（※写真注意）

近所でイノシシが捕れると、たまに解体の手伝いに呼ばれます。

※ちょっとグロテスクな写真を載せていますので、苦手な方は気を付けてください。

今回は80キロ越えの大きいオスのイノシシでした。

肩のあたりの脂（？）がものすごく硬く、皮を剥ぐのに手間取りました。まるで装甲を着た野生の戦車です。以前聞いた「硬くなったイノシシの皮は角度によっては銃弾もはじく」という話も本当なのかもしれません。

一番おいしいヒレ肉は解体してすぐ、すき焼きにしていただきました。

イノシシは脂がおいしいと言われていて、脂がしっかりのった冬に捕れた肉が喜ばれます。

今回のイノシシはまだ9月なのにそれなりに脂がのってきており、大きいオスのわりに柔らかめで美味しいすき焼きでした。

地域の解体プロ、88歳のおじいさんから「もうわしは引退するから」と解体用の包丁をいただいたのですが、僕としてはこのおじいさんが解体している姿が好きだったので少し残念です。

「ひぇっひぇっひぇ」と笑顔で解体する姿が、スプラッタ映画などから出てきたかのような雰囲気でたまんなかったんです。