セルローズファイバー断熱した壁面の温度差はこれぐらい!(秋)
- ononoono28
- 2022年11月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月29日
11月11日、朝7時半の家の壁面を赤外線カメラで温度を測ってみました。
この日の7時半時点での外気温は6.4℃、室内は13.5℃でした。
一部屋は古民家の土壁、一部屋は土壁の内側にセルローズファイバー105㎜吹き込んで羽目板を張ってあります。
両方とも北面の壁温度を測っています。
暖房は石油ファンヒーターを使用しており、前日の23時頃まで19℃の温度設定で使用していました。ちなみに、薪ストーブを入れるためにDIYで改修中のため、天井に大きく穴が開いていて小屋裏から外気がバンバン入ってきている状況です。
土壁は12.6℃だったのに対して

セルローズファイバーを吹き込んだ壁は16.1℃でした。

温度差は3.5℃ありました。
体感温度は室内の気温に壁面や床面の温度を足して2で割った値になります。
(気温+壁や床面の温度)÷2
つまり室内温度が13.5℃なので、土壁の体感温度は13.05℃、セルローズファイバーを吹き込んだ壁の体感温度は14.8℃くらいとなります。
ちなみに、壁仕上げの素材ごとに温度が違うか調べるため、室内の部屋を仕切る壁(外気と接していない)も数か所計ってみました。
土壁 14.3℃

羽目板 14.4℃

石膏ボード 14.4℃

プリント合板 14.8℃

ガラス 14.9℃

結果、仕上げごとに温度差はほとんどありませんでした。
おそらく朝方だったので、室内がしっかり冷え切っていたようです。

夜暖房を消してからの温度の下がり方なども見れたら、素材ごとの蓄熱性能も分かったかもしれません。
また、温度差がわかりやすい冬に温度をチェックしてみたいと思います。







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