令和5年 天空の里小野のお祭り
- ononoono28
- 2023年11月3日
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毎年11月3日は小野にある寿命山八幡神社でお祭りがあります。
オナガドリの尾で作ったシャグマという飾りを頭にかぶり、派手な鎧のようなものを纏い、白いボンボンをつけたバチを振り回しながら太鼓をたたいて飛び回る。
全く見たことのない人に「神祇」を説明するとこういう言い方になりますが、要は神様に奉納する「神祇」という踊りを若い男衆でやります。
これが、日本ではないどこか秘境の部族なのではないかと錯覚するほど、移住者の目からしたら非日常的で面白いので今後もの残していきたい無形文化財です。
この祭りの日は出身者も多数帰ってきてみんなで盛り上げるのですが、若い男はほとんど神祇を跳ぶため、神輿を持てる人がいないということで、地域外から全く所縁の無い2名の方が手伝いに来てくれました。
限界集落の定義は「65歳以上の人口が全体の50%以上」というものです。
その定義では、天空の里小野は10年ほど前から限界集落ですが、地域外に住んでいる出身者や2か所居住している方たちと一緒に地域は形作られてます。
今後は更に内部の高齢化が進むため、出身者だけでなく、いわゆる「関係人口」と言われる所縁の無い人たちとの関係性をもっと作っていって、行政的に決められた区画内での人口だけでなく、「小野に関わる人たち」で地域を形成していくようになるのだろうなと何となく考えています。



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