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神石高原町にて、浴室周り断熱改修

更新日:4月15日

神石高原町内の2階に浴室がある住宅にて浴室・脱衣室・トイレの断熱改修を行いました。


通常、新築の場合などでは家全体を断熱材で隙間なく囲うため、部屋と部屋の仕切壁や階間には防音や蓄熱目的でしかセルローズファイバーを入れることはあまりありません。

しかし改修では、家全体を工事するとなると大掛かりになり工事金額もものすごいことになってハードルが高くなってしまいます。そこで、よく利用する部屋や温度差が大きくなる部屋などを区切って「部分断熱」する方法を国もすすめています。



他の部屋と区切るため、天井、外壁、仕切り壁、床を断熱材で囲むことが理想的です。

それでも中に断熱材を入れようと思ったら部分的に壊してまた作り直さないといけないことも多いのですが、セルローズファイバーなら穴からホースを入れて充填出来るので、最低限の破壊もしくは非破壊で全面断熱出来るという大きな利点があります。

ただし壁を破壊せずに充填する場合は、十分な密度を均一に充填出来ないため壁内で沈下する恐れがあります。施主様にはご了承していただいた上で施工させていただきます。


一階屋根裏に入り、床下の断熱

梁下で充填したため55㎏/㎥で200㎜ほど厚みがあります。

天井は吹き積もらせで300㎜充填しました。

吹き積もらせは将来的に10%ほど沈下するので330㎜以上で積もらせています。

壁はホース径よりも大きな穴を空けて吹き込みました。

家具や洗濯機で隠れる場所でもあるので、今回は穴は簡易的に白い板を張る形で仕上げています。


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