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遮熱シートの効果はすぐ実感できる

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屋根断熱としてセルローズファイバーを充填する際、垂木側のシートとして遮熱シートを張ることが良くあります。


4月までは屋根の近くで遮熱シートを張っていてを汗をかかなかったのに、今回は脚立で屋根まで近づくと、ものすごい熱気を感じました。


実は5月の日射量は意外に多く、年によっては夏よりも多いこともあるようです。


熱気を感じていた屋根付近に遮熱シートを張ると、ペラペラのシート一枚でびっくりするほど熱気を感じなくなるんです。

災害時用のアルミシート状の毛布をイメージしたら近いかと思います。

写真では張った裏面を撮っているので白く見えますが、太陽側の面はアルミの銀色のシートです。

ちなみに、この遮熱シートは小さい穴が多数空いていて空気が抜ける仕様になっているため、セルローズファイバーを充填しやすくなっています。


遮熱性能は省エネ等級などでは考慮されませんが、熱環境に大きな影響のある性能になります。

家が建った後から断熱材と垂木の間に遮熱シートを入れることは出来ないので、新築のタイミングで張っておけたら絶対良いものかと思います。


ちなみに、外壁の内側向きに張ったら冬に温かいんじゃないかと思っていたのですが、家の全面に張ったら携帯の電波が入りづらくなってしまったという話を聞いたことがあります。


今度遮熱シートで携帯を包んで実験したいみたいと思います。




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