吹き積もらせは沈下する前提で1割増し
- ononoono28
- 2月1日
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乾式セルローズファイバー断熱の施工には、「吹込み」と「吹き積もらせ」の2種類の方法があります。
吹込みは壁断熱や屋根断熱など、沈下したら断熱欠損が起きてしまう場所に不織布シート張って、その中に高い密度で充填する方法です。基本的に55㎏/㎥入っていれば、沈下しないという実験結果が出ています。
フルネスでは安全をみて、壁も屋根も60㎏/㎥以上になるように吹き込んでいます。
吹き積もらせは、水平な天井裏などの沈下しても大丈夫な場所にセルローズファイバー直接載せています。
ふわっふわの状態で吹き積もらせていますので、当然時間経過で沈下します。
吹き積もらせ直後に対して、最大で10.9%沈下するという実験結果が出ています。
そのためフルネスでは吹き積もらせの時、予定厚の約11%以上になるように施工しています。
たまにYoutubeなどで、セルローズファイバーは「〇〇研究機関の実験結果で沈下すると証明されている」と言われていますが、その実験や論文をちゃんと調べてみると、どうやら吹き積もらせの実験結果を見て話しているようです。

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