床下を見ると断熱材が落ちている…

床下へのセルローズファイバー断熱を依頼していただき、下見に訪れると、、、

断熱材が落ちていました。

よく見る光景です。

ご主人いわく、この断熱材は25年前に建てた当時のものだろうと言われていました。

セルローズファイバーを吹き込む場合は、下から支えとして木材を打つのですが、こういったボード類のものにはZ型の専用受け金物というものがあります。

受金物を入れずにはめ込んだのが原因ですが、問題は断熱材が落ちているだけではありませんでした。

同じリビングの中でもはめている箇所と、はめていない箇所があり、断熱材が入っているのはリビングの半分くらいの範囲しかありませんでした。

今でも断熱材なんてなくてもいいと言う大工さんが一定数いますから、25年前なんて「断熱材なにそれ」くらいの意識だったのでしょう。

今更そこを指摘しても仕方のないことではありますが、

25年後、僕らが同じようなことを思われないようにしたいですね。

さらに50年後になったら、もしかしたら「あー、この断熱施工は宇宙波を通しちゃうからダメですねー」とか今からは想像つかないことを言われてるかもしれませんが…。