福山市今津町にてEPS付加断熱
9月18日、福山市今津町の新築現場にてEPS付加断熱を施工しました。
先日セルローズファイバーを充填した現場の続きで、今回は外壁の外側にEPSを張りました。
工事は特にトラブルもなく、順調に張り終えることができました。せっかくなので今回は、これまでのブログで書いてきたEPS付加断熱のことをまとめてご紹介します。

EPSってどんな断熱材?
EPSは「ビーズ法発泡スチレンフォーム」の略で、小さなビーズ状の粒を発泡させて空気を閉じ込めた断熱材です。身近なもので言うと、発泡スチロールの仲間です。
ただし建築用のEPSは、一般的な発泡スチロールよりも硬く、湿気を通しやすいものを使っています。
なぜセルローズファイバーにEPSを組み合わせるのか
外に張る断熱材には、フェノールフォームやウレタンなど他のボード状断熱材もあります。それでもフルネスがEPSを使うのは、EPSが湿気を通してくれるからです。
EPSは粒と粒の間にわずかな隙間があるため、プラスチック系の断熱材の中では湿気が通りやすい構造になっています。
セルローズファイバーは湿気を吸ったり吐いたりする「呼吸する断熱材」です。その外側に湿気を通すEPSを張ることで、壁の中に湿気が溜まりにくくなり、とても相性の良い組み合わせになります。
ちなみに、他のプラスチック系断熱材を車の荷台に積んでおくと、温度差で表面に結露がびっしりつくことがありますが、EPSではそうなったことがありません。現場で実感しているEPSの良いところです。
EPSを張るとどれくらい性能が上がるの?
フルネスの現場では、室内側の壁にセルローズファイバーを105㎜充填し、その外側にEPSを25㎜張る仕様が多いです。
屋根や基礎、窓の仕様にもよりますが、福山市ではEPS25㎜を張るか張らないかが、ざっくり断熱等級6と5の分かれ目になります。
断熱等級5は「ZEH(ゼッチ)基準」とも呼ばれ、すごく性能が高そうに聞こえますが、実際は中くらいの性能です。EPSを張り終えた現場でドアを開けるたびに、やっぱり等級6のほうが暖かいなと感じています。
EPS付加断熱の施工の流れ
EPSは現場で壁の形に合わせて一枚一枚切ってから張っていきます。パズルをはめ込んでいくような作業で、ぴったり収まると気持ちいいです。
30坪ほどの家で、張り終えるまでに大体3~4日かかります。
EPSは紫外線に当たり続けると劣化するので、張り終えたら比較的早めに左官屋さんに仕上げていただきます。
仕上げは、EPSの上にメッシュを張って、強度と伸びのある外壁材を塗る方法が多いです。塗り終わるとカチカチになり、簡単にはへこみません。
万が一車がぶつかってへこんでしまっても、その部分だけ四角く切って張り替えることができます。
防水シートを張っただけの状態から、EPSを全面に張り終えると真っ白できれいな姿になります。仕上げ前のこの姿も、できれば施主様に見ていただきたいなと思っています。







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